メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ、ちょっとつぶやいてみる…

2012年02月27日 | メガヒヨの日々つれづれ


インターネットとは、ギリシャ神話のパンドラの箱のようなものだと思う。
特に過分な好奇心を持つ者は、それに惹き付けられてやまない。


しかしながら…。
世の中は見ない方が幸せだったと思えるもので溢れているのだ。
うわぁぁぁぁん


メガヒヨ in SPAIN 16 《修道院でのランチ編》

2012年02月27日 | メガヒヨのホリデイ

大聖堂の屋根から降りたメガヒヨはお腹がすいたので、ランチに行くことにした。
前の日にサン・マルティン・ピナリオ修道院のレストランをチェックしておいたのだ。


再び修道院へ。


メニュー表。
前菜、メイン、デザートの3コースランチにパン、水、ワイン、コーヒーがついて12ユーロ。安いっ!


朝食のときとは違う食堂。
すぐ注文を聞きに来てくれたけど、テーブル担当の方は英語が通じなかった。
メニュー表もスペイン語だけだしね。
それでもなんとかオーダー成功!

 
おひとり様のメガヒヨにも、お水とワインはボトルで出してくれた。気前いいねぇ。
事実上の飲み放題状態(笑)


前菜はホタテとタコからいずれを選ぶ。
ゆうべのお店と比べてみたかったので、今回もタコを食べることに。
こちらも柔らかくて美味しかった。
茹でポテトが入っているところが違ってたね。


スペインでよく見かけた調味料入れ。
塩と胡椒、お酢とオリーブオイルがひとまとめになって便利!


メインはタラのムニエルを選択。
これにもたっぷりとポテトが(笑)
ちなみにもう一つの選択肢はカツレツだった。


デザートはカスタードプリン♪
美味しかったぁ
周囲を見回すと、他の方々はほとんどアイスクリーム2色盛りを注文していたんだけどね。
チーズ盛り合わせを頼んでいる方は見かけなかったなぁ。


最後はコーヒーで締めくくり。
ウェイターさんたちは両手にポットならぬヤカンを持ち、コーヒーと牛乳を入れてくれる。
しかもおしゃれケトルではなく、体育会系のヤカン!!
写真に撮りたかった…。


メガヒヨ in SPAIN 15 《大聖堂の屋根に登る編》

2012年02月26日 | メガヒヨのホリデイ

前のスペイン旅行記からだいぶ経っちゃったけど、今更ながら再開

大聖堂内の聖ヤコブのお墓に参詣し、博物館を見物し、ミサを参列した後は「屋根に登るツアー」に参加してみようと思ったメガヒヨ。
オブラドイロの正面(Fachada del Obradoiro)の向かって左手にある受付に行ってみた。


英語のツアーに参加したい由を伝えると、次回は明日の18時からとのこと。
その頃には既にサンティアゴ・デ・コンポステーラを出発してしまっている
そこで、「ついて行くだけで結構なので、スペイン語のツアーに参加させてもらえませんか?」とお願いしてみた。
そうしたらOKの返事をいただき、13時にここに来てねと言われた。
ちなみに参加代金は、10ユーロ。
大聖堂の博物館の半券を出すと8ユーロに割引になるよ。


時間になったので、ツアー事務局の隣にあるロビーに集合。
ここが出発点。
屋根に行くまでの階段や通路の道のりにて、大聖堂のバックヤードを見ることが出来て興味しんしん。
パエリア鍋完備の台所なんてのもあったよ。現役かどうかは分からなかったけど。
ぜひ写真に残したかったけど、残念ながら内部の撮影は禁止だった。

王族の大広間(食堂)を経由して、いよいよ屋根へ。

 


外に出ると、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街並みが一望できる。
気分はまるでメリー・ポピンズ!!

 


振り向けば双子の塔が。


そう。正面の塔を裏からみたところ。


スペイン語ツアーということで、当然説明はスペイン語。
しかしこちらのガイドさん、メガヒヨたった一人のためだけに、同じことを英語で説明し直して下さった。
その親切なお心、とてもありがたかった。


とは言えこのメガヒヨ。
お察しの通り、英語もそれほど理解出来る訳ではない
かろうじて、この段々の石造りの屋根が異教徒(イスラム教)からの攻撃に備えてのものということだけ分かった。
スペインって、こんな北の方まで攻められていたんだね。
大変な歴史の積み重ねがあるんだなぁ…。

 

 
下に写っているのはメガヒヨの靴。
結構足もとは勾配があるよ。

メガヒヨの中の人。
街並みをバックにパチリ

 
礼拝堂の天窓にあたる部分かな?
鳥さんがお休み中。 

 
しかしこの苔の生え方がいいねぇ。
宮崎駿の映画に出てきそうな光景。

 

  
下界のにぎわいを見渡してみたり♪


そしてこちらは先ほどのお墓だらけの回廊。
ここで永遠の眠りに就かれている、いにしえの聖職者の方々。
まさか観光客が聖なるカテドラルの屋根を歩く時代がくるなんて思わなかっただろうなぁ


Spring has come …?

2012年02月25日 | メガヒヨの日々つれづれ

2月下旬生まれのメガヒヨ。
いつも誕生日を境に、服の色などを春っぽく明るくしている。

だけど今年はなかなか暖かくならないから、衣替えもすすまないな~。
せめてヒヨコちゃんだけでもカラフルにしてみるか(笑)

 

なんかもっと他の色も足したくなってきた。
題して、「マカロン詰め合わせ。」

上段: ブルーベリー、バニラ、アメリカンチェリー
中段: ストロベリーミルク、シトロン、ピスタチオ
下段: オレンジ、クリームソーダ、クローバーハニー

原材料
アーモンドプードル、粉糖、卵白、バター、果汁、香料
着色料(赤色2号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号)…(笑)


タダより高いものはないってば!

2012年02月21日 | メガヒヨの日々つれづれ

それは小雪がちらつく寒い日のこと。
仕事を終え、自宅最寄り駅についたメガヒヨはバスに乗ろうと急ぎ足になっていた。

耳にはイヤホン。毎日持ち歩いているNickくんサイン入りのiPodで、その日は『THE BOOK OF MORMON』のキャストアルバムを聞いていた。

The Book of Mormon (Original Broadway Cast Recording)
Trey Parker,Robert Lopez,Matt Stone,Stephen Oremus,Josh Gad,Andrew Rannells,Nikki M. James,Cory O'Malley,Michael Potts,Lewis Cleale
Ghostlight


ちょうどクライマックスの『I BELIEVE』にさしかかったとき、黒っぽい服装に身を包んだ、白人の青少年二人組が目に入った。
何やらチラシを配っている。


「この二人組はもしかして、昨年のトニー賞受賞ミュージカルのモデルになった人達…!?」
普段配布物は受け取らない主義だけど、この時ばかりは受け取ってみた。
だってあのミュージカルを見てしまうと、ちょっとだけ「THIS BOOK WILL CHANGE YOUR LIFE」を読みたくなってしまう。
本当にあんなこと書いてあるのかってね


ところが受け取ったチラシは英会話教室のもの。

「な~んだ。2000年前にアメリカ大陸にたどりついたユダヤ人の話とか、惑星コロブのこととか語っているあの団体じゃなかったのか。」

と、少々がっかり。
でも最近英会話の勉強をしたいと思っていたメガヒヨ。
どんな教室だかと興味を引かれて、そのチラシを捨てずに読んでみた。

そしたら何と、「無料」の文字が!!
「…はぁ!?」

それでもって、よ~く下の部分を見てみると、やっぱり。
純アメリカ産預言者ジョセフ・スミスによる、あの宗教団体のものだった。

メガヒヨはモルモンのミッショナリーを見かけたのは本当に久しぶり。
一昔前はよく自転車で走り回っているのを見かけたものなんだけどね。
やっぱり活動時間は昼間なのかな。
規則第23条によると夜9時以降の外出って禁止って話だし。

そうそう、駅でチラシを配っていた二人組。
とても幼く見えたので、きっと高校を出たばかりなんだろなぁ。(ミッショナリーになるのは18歳から22歳まで。)
新入りだと、まずこういう仕事からやらされると思うし。

日本に赴任が決まったのっていつ頃だったんだろね。
震災前だったらミュージカルみたいに、
「Oh boy, Japan!」
「Land of soy sauce」
「And Mothra!」
ってはしゃいだかも知れないけれど、今ではそんなことないだろうしな~
親御さんも相当心配しているのかもね。
本人の意思で布教活動をしているとはいえ、赴任先は選べないって話だし。


ところでこの無料英会話教室。
タダほど高いものはないってことで、もちろん行くつもりはない。
あんなに規律が厳しい宗教、メガヒヨなんか一日足りとも信者にはなれないってば。
酒、コーヒー、お茶などの嗜好品はダメ、献金の目安として収入の10%が推奨ラインって、何の罰ゲームですか?って感じだもの。

でもエルダー達と話す機会があれば、一度聞いてみたいことがある。

「ミズーリ州ジャクソン郡にエデンの園があったということですが、本当ですか?」ってね!

こんなこと冷やかしで聞く現地人、相当いやがられるだろうな~(笑)

The Book of Mormon (Broadway) - "I Believe" [LIVE @ The 2011 Tony Awards)


誕生日カウントダウンDINNER

2012年02月20日 | メガヒヨの日々つれづれ

誕生日まであと少しという日。
メガヒヨは同じく2月生まれで同い年の同僚Iさんと、以前から気になっていた横浜・関内のレストランに行ってきた。

予約の時間まで余裕があったので、レストランの近くにあるキャンディショップ、Papabubble (パパブブレ)横浜店に寄った。

 
フルーツキャンディを購入。
一袋450円。
レジでお支払いのときに、出来たてキャンディをごちそうになった♪


色とりどりのフルーツ・キャンディ
可愛いだけでなくて、味も美味しい。絵柄通りの味がするんだよ。
直径は1センチも無いので食べやすいし。
口にしばらく含んでいると、サクサク噛めちゃうの。


さて。目当ての店はITALIAN DINING mizuki
神奈川県の中の「新橋」的な街である、関内では珍しいおしゃれなレストラン。
(写真はぐるなびから借用)

当日は「シェフにおまかせコース」(一人3,500円)をオーダー。
何が出てくるかドキドキって訳ではなく、黒板にその日のメニューが書いてあるよ♪


パンにはタルティーヌが添えられている。
グラスワインも色々選べて、お値段も600円から850円程度。


アミューズには苺とトマトとモッツアレラチーズ。可愛い!!


カルパッチョ。
会席料理のように、美味しいものを少しずつ。


生牡蠣♪ このソースが絶品だった!!


牡蠣がメニューにあることを気付かなかったIさん。
大好物だけれどアレルギーの危険性のあるソレをメガヒヨに譲ってくれちゃった…

そしてこの様子を遠巻きに見ていたウエイターさん。さりげなく彼女に苦手な食べ物を聞いてくれた。
このホスピタリティが、味と共にお店の人気の秘密なのね。


バーニャカウダ。お野菜が本当に瑞々しくて、目にも舌にも美味しい


ピッツア・マルゲリータ。
ピッツアとメニューで見ていて、出てきたものが思っていたものと違ってびっくり。
だけどこの生地が本当にモチモチしていて、病みつきになる感じ。


ツナとトマトソースのパスタ。
パスタの茹で加減は最高!!
ここら辺でかなりお腹がいっぱいに。


このタイミングで口直しのオレンジ・シャーベット。
よしっまだまだいけそう


メインのサーロイン・ステーキ。
(このお皿は二人でシェア)
少々タフだけれど、味が深い赤身肉。
なんたって、焼き加減がとても良かった。


デザートはクラシック・ショコラのフルーツ添え。
果物が苦手なIさんにはお店の方がスペシャルに、アイスとナッツ添えに変えて下さった。

料理が出されるタイミングもとても良く、落ち着いて食事を楽しむことが出来た。
本当に居心地がよくて、ついつい長居しちゃいそう(笑)

機会があれば何度でも訪れたいこのお店。
興味をもたれたメガヒヨフレンズの皆さん、声を掛けてね。
是非一緒に行きましょう
横浜まで来る価値は絶対あるから


メガヒヨ in NY 2011冬その15 《おまけ・PRISCILLA間違い探し編》

2012年02月19日 | NEWYORK

てな訳でPRISCILLA QUEEN OF THE DESERT the musicalにとことん浸かった今回の旅行。
その感激を形に残そうと、こんな絵まで描いてしまった。
というか、形に残し過ぎ(笑)!! 何枚絵を描けば気が済むことやら…。

せっかくなので、間違い探し(Spot the Difference!)形式にしてみた。
メガヒヨはいつも仕事で間違い探しを仕掛けられる側。
たまには人様にもやってもらいたいものね♪
答えはこのページの下にあるよ。

答え(この下をドラッグしてね!!)
1.ディーバのセンターをミス・アンダースタンディングが乗っ取り。
2.バーナデットのクラッチバッグがハリセンに。
3.ついでにバーナデット(若)もハリセンの使い手に。
4.シンシアのボールがピンポンではなく、野球のもの。
5.ミッチのヘアスタイルが、世田谷区在住・お魚くわえたドラ猫を追い掛けている主婦と同じになっている。
6.ミッチの妻が舞台上のジェシカさんから、リアルのオードラと入れ替わっている。
7.ジミーのアフロウィッグの飾りが、ヘビからうなぎに。
8.シャーリーの酒瓶が樽酒に。
9.バケツを持っていたフェリシア、日課の筋トレを開始している。
10.肩章を掛けていたボーイズ。たすきに見えてしまうせいか箱根駅伝の選手と化し、繰り上げスタートの危機にさらされている!!

11.そしてそして。最大の自虐ネタ。PRICILLAの"R"が"L"になっている(笑)
  次回出待ちをする時までに、英語の発音をイチから鍛え直さないとね!

メガヒヨ in NY 2011冬・完


メガヒヨ in NY 2011冬その14 《空の上での年越し編》

2012年02月19日 | NEWYORK

4泊6日の旅行としては異例の、8show観劇を果たした今回の旅行。
無事日程をこなし、帰国の途につくことになった。

ホテルからはタクシーでJFK空港へ。
一時間早いANA便でお帰りになるMARIさんとはこちらでお別れ。
本当にお世話になりましたー!!

メガヒヨはエアトレインにてJALが発着するターミナル1へ。
手持ちの飲み物は手荷物検査の時に捨てなくてはいけないので、時間までベンチでねばっていた。
建物内のグリーンなどを眺めながらぼーっと過ごす。


うわわ。鳥がいるねぇ。
しかもつがい!
ここで子育てとかするのかな?

飛行機は定刻通りに離陸。
搭乗率はかなり高かった。

日本人以外のアジアの方々が多く、メガヒヨの隣も韓国系の若いカップル。
男性の方は貧乏ゆすりが癖らしく、こちらの方までユサユサ揺れてエラい目にあった。
「これじゃあ酔っちゃうよ」と思い切って注意した。貧乏ゆすりって英語だと分からないので、
「ぷりーず すとっぷ しぇいきんぐ」って(笑)

何とか通じたらしく、すぐに止めてくれた。


機内食はお正月だからって特別なことはなく至って普通。
でも11月の旅行のときよりはるかに美味しかったな。


飛行機の中で、メガヒヨはいつ年越しをしたらいいのか考えていた。
日本時間では空港にいたときに新年になってしまっているし、日本に着く頃にはニューヨークも新年になっているしね。

そんな中、食事間のアンパンの配給時に機長さんからアナウンスが。
「ただいま国際日付変更線の上を通過中です。明けましておめでとうございます。」

わ~い!! かっこいい!!
メガヒヨってば、日付変更線の上で年越ししちゃった

間もなく、CAさんが日本酒をお酌しながら客席を回ってくれた。
空の上での日本酒ってまた格別


機内食二回目。
今回の復路の食事は11月のものよりはるかに良かった 


申告書類に2012年と書くと、新年を迎えたって実感が湧いてくるよ。
今年もいい年になります様に!!


長旅を終えて、このジェットコースターみたいだった数日間を振り返ってみる。
今回の旅行が、多くの人達のご親切の上に成り立っていたかを。
日本で見送ってくれた方々、旅先で出会った方々。
皆様、メガヒヨに幸せをありがとう!!

もちろん常に受け取る側にいたくはないので、今年こそは人様のお役に立てるヒトになるつもり。
毎回誓いつつもなかなか達成できない目標を胸に、成田空港を後にするのであった。


メガヒヨ in NY 2011冬その13 《PRISCILLA・Understudy for Felicia編》

2012年02月09日 | NEWYORK

話はさかのぼり、ニューヨーク到着日のこと。
今回の旅行お目当てのNick Adamsくんに「金曜日は休演する。」と言われて大ショックを受けたメガヒヨ。

その落ち込みっぷりは激しく、MARIさんが「Nickくん休演分のチケットの引き取り手を探すよう手配しましょうか?」と申し出てくれた程!!

しかしメガヒヨのNickくんへのはまりっぷりは半端なものではない。
代役が出る芝居を一度や二度観た位では、その目に焼きついた名演技が上書きされるなんてことは無いのだ。
むしろ違いを楽しむ位の心意気でないと!!

そんな訳で二人いるUnderstudyのどちらがフェリシア役を演じるのか興味が湧いてきた。

下の写真は、トロントでのオープニング・パーティーのもの。(Broadway.comから拝借)
 
右から二番目に写っているのが、二番手のSteve Schepisくん。
いつもはYoung Bernadetteを演じている俳優さん。
【♪Finale】ではエミュー隊の一員。
長身、スレンダーで色白な美人さんである。

左から三番目にいるのが、三番手のBryan Westくん。
【♪Material Girl】では、フェリシアちゃんの可愛くて従順なボーイズの内の一人。
後は【♪Go West】でスウェーデン人だったり、【♪Finale】ではエリマキトカゲに扮していたり。
背丈や体格がNickくんと似通っているかも?
和ませ笑顔で、憎めない感じがする。


(Bryanくん、確かこのシーンだと一番左にいたような気がする。)

どうせならNickくんと違うタイプの方で観たいとメガヒヨは思った。
Steveくんなら【♪A Fine Romance】のシーンもとても綺麗だったし、本役の健康的なイメージとは違うものが観られるんじゃないかな?
もともと自分は、こういうスラリとした女顔の人が好みだったりするしね!

そんなことを考えながらパレス劇場に足を運んだら…。

 
本日の代役はBryan Westくんだった。
二番手がいるのに三番手が出てくるんだ。

もしかしてバレリーナ役のKyleくんもお休みだから、若手長身俳優の人員が足りなくなっちゃったのかな?
Steveくんがフェリシア役に回っちゃったら、エミュー隊がブルーのJeff Metzlerくんだけになってしまうし。

エミュー隊。真ん中のピンクがSteveくん。
(これもBroadway.comから拝借)


それにしても覚悟をしていたとはいえ、代役のお知らせが挟まれたプレイビルを受け取るのは辛い


当日の座席はC列やや下手側。
Nickくんファンには上手側がお薦めだけれど、Will氏を観たい人にとっては今回の座席は大当たり!!
色々美味しい思いが出来るよ♪
でも前すぎるせいで、全般のシーンにおいて出演者の足元は見切れちゃうかな。

ところで…。その日メガヒヨはゲイ・カップル二組に挟まれるという、日本ではなかなか有りえない状況に置かれてしまった(笑)
左側に座った方々はNickくん休演にショックを受けている模様。
右側の方々は、東洋人女性が一人で観に来ているのが珍しいのか、しょっちゅうこちらをチラチラ見ていた。
大丈夫!! セリフは聴き取れないけれど、視覚的にはこの劇場の誰よりも熱心に観ているので!!


さて。前置きが長いけれど、ここからが代役Bryanくんに関する感想。
いつも通り、歌に沿って書いている。
長くてしつこいけど、お付き合い下さると嬉しい。

第一幕

【♪MATERIAL GIRL】
いつも通りのピンクのドレスに身を包み登場、そしてゴンドラが着地するやいなや、それを脱ぎ捨てると…

あれれ。Nickくんと衣装が違う!!
黒いボンテージ衣装というベースは変わらないんだけど、ラインストーンの量が全然違う。
乳首の位置だけに装飾が入っているんだけど…なんかダウングレード感が激しい。

【♪GO WEST】
こちらも衣装が違う。
自分のショーが終わり出てきたとき、Nickくんはラメ入りの黒いTシャツだけど、Bryanくんはマドンナのロゴ入りの黒系のTシャツ。

そしてナンバー中着替えて出てくるところは、
Nickくんは、女の子柄のピンク系ジャケット、そして黄色い無地のTシャツとバービーのロゴ入りハーフパンツ。
Bryanくんは、ジャケットは変わらないけど、大きくバスの絵が入った黄色いシャツと花柄のハーフパンツ。

その劇画調にモノクロでプリントされたバスの絵柄はかなりのインパクト。どこで手に入れたんだ? ソレ…。
無地のものじゃダメなの? よかったらお姉さんがそこのユニクロで買ってきてあげようか?
ハーフパンツはバービーロゴのと同色系統のものを頑張って探してみましたってな感じ。

ジャケットに関しては直接肌に触れるものではないので、いつもNickくんが着ているものを使えたのかな?

【♪I SAY A LITTLE PRAYER (REPRISE)】
この歌の後に通常フェリシアは青いシースルーのローブに着替えているのだけれど、今回は【♪GO WEST】のままの格好。
まぁアレも着替える必然性が無く、ただのファンサービスみたいだからね~。

【♪I LOVE THE NIGHT LIFE】
ブロークン・ヒルを訪ねるあの格好はNickくんと同じ。
まぁあの衣装は作品のアイコン的存在だものね!

ところでこの辺りでメガヒヨ、ある違和感を否定しきれなくなる。

「このフェリシア、いつもの半分程度しか体を動かしてないんじゃないの??」

【♪SEMPRE LIBERA】
違和感がやがて確信に!!

このナンバーでNickくんは、巨大ヒールの上でのけぞったり、片脚上げたり、一秒たりともおとなしくしていない。
しかしこのBryanくん。
脚の組替えでさえも、ナンバー中一度しか行わない。
高音発声時に片脚を顔近くまで持ち上げる、あのポーズももちろんナシ。
それでも違和感なくオペラの口パクも決まっているし、ラストの両脚開脚もするしで、やるべきことはこなしている。

【♪COLOUR MY WORLD】
このナンバーでの衣装は、ラインストーン入りの黄色いシャツとショートパンツで、Nickくんのものとほとんど同じ。
だけどラインストーンの位置が違うかな。
Nickくんのはクリアなストーンが服の上の方に集中しているけれど、Bryanくんのは下の方にオレンジのストーンが入っていた。
ただこの衣装に関してはダウングレード感は無し。

ここでふと気付く。
彼が着ているのは、試作品衣装なんじゃないかって。
Nickくんサイズに作って着せてみたけれど、ボツになったものじゃないかな~。
で、彼と似た体型の三番手くんの衣装にそのまま使いまわされているのではないかと。
推測だけどねっっ

ちなみに通常B'wayでは、代役の方にも専用の衣装が作られているって話。
聞いた話、『THE PRODUCERS』において、総工費製作費8万ドルもしたというロジャーのクライスラー・ビルディングのドレスも、代役の方の分も別にきちんとサイズを合わせて作られていたからね。 
(ヘッドドレスなどは本役と共用らしいけれど。)
二番手のSteveくんは、Nickくんと同じものを作ってもらっているんじゃないかなぁ。多分。
求む! 彼の登板時の目撃情報!!

あ。どうでもいいけど、Bryanくん、このナンバーでのパンツの腰位置がNickくんと比べてかなりチキン。深く穿き込んでいる。
本役様のように腰骨よりさらに下の位置までぐぐっと下げて、シックスパックを惜しげなく晒さんかい!!
…と思ったけど、やっぱ「事故」があると困るよね
安全確認のうえ、それぞれのペースで着こなしてもらうのがいいかと。

【♪I WILL SURVIVE】
このナンバーの手前において、「Come on! Gran'ma」とのバーナデットへの挑発。
Nickくんは前方倒立回転前後スプリッツを決めるが、Bryanくんは自分に酔いながら歌を歌うのみ。

…今のは何!?
ここは若いフェリシアが、引退状態だったバーナデットに「こんなの出来ないでしょ!」と威張るシーンなのに、そんな誰でも出来そうなことを自信たっぷりに披露されても…。
呆気に取られてしまったので、何の歌までかは覚えていないや
このまま代役を続けるのなら、何かしらの一発芸を身につけて欲しい…。お願いだから。

ところでこのナンバーでも衣装違いは有り。
例のガンビーだけど、Bryanくんは普段自分が着ている星条旗柄のものを着て登場していた。
あれってSWINGの方も自分専用のを持っているみたいだし、デザインは全部で何通りあるのかな?


第二幕

【♪A FINE ROMANCE】
ボブの家にて、洗濯機の上に腰かけて爪のお手入れをしているところ。
ここでも違う衣装。
Nickくんのブルーのチェックのシャツ、暖色系マルチカラーのハーフパンツに対し、
ピンクのチェックのシャツに、黒地にマルチカラーのドットのハーフパンツ。

【♪A FINE ROMANCE (REPRISE)】
Bryanくんのことを散々叩いているようだけど、彼にもNickくんを上回る所がある。
それはセリフがとっても明瞭で聴きやすいこと。
ボブとの別れのセリフでそれが良く分かった。
Nickくんの声がピーチネクターだとすれば、Bryanくんはレモネードくらい?
二人ともスイート系voiceだけど、彼はさらりとすっきりした感じ。

【♪GIRLS JUST WANNA HAVE FUN】
ここでもNickくんの動きに比べると寂しいものを感じてしまう。
ずいぶんシンプルなダンスになっちゃったなぁって。

これも憶測なんだけど、Nickくんが大盤振る舞いしているハイキック、お茶目なポーズなど、あれらって全部アドリブなんじゃないかな?
制作側から指定されている規定の動きをこなした上で、それらの繋ぎとして色々組み込んでいるのではないかと。
中には、並みのダンサーには出来ない柔軟ポーズとかもあったりするし
もし上記のことが当たっているとしたら、Nickくんのフェリシアが観られる今ってものすごく貴重だと思う。
彼が降板してしまったら、プリシラは全く別の作品になってしまいそう!

あ。ところでここでも衣装に微妙な違いが。
Nickくんは白いメッシュのタンクトップ姿でボブの懐に入り込むけれど、Bryanくんはその上にパーカーを着ていた。
本来ならそのパーカーはクーパーピディ到着時に身につけているものなんだけどね。
細かいことだけど

【♪HOT STUFF】
もうここまでくると、Nickくんと色々比べるのも無意味。
本役ってば、色んな意味で「規格外」なんだもの。
大健闘のBryanくんに、心の中で声援を送る。

バスの中での"おめかし"はウィッグが決まらず2回くらいつけ直した。
「ああっ! 頑張って!!」
身支度をお手伝いをするディーバの気持ちにシンクロしてしまうメガヒヨ!!
何とか決めることが出来、音楽からは外れずに済んだ。客席のこちらもほっとする。

ところで…。
数行前に「比べるのも無意味」といった舌の根も乾かない内だけど、NickくんとBryanくんの芝居の最大の違いを発見してしまった!!

クーパーピディでの一騒動から救出されたフェリシア。
焚き火の前で、ミッチから激しく叱責されているシーン。

まずはNickくんの場合。

ふてくされた様子で網タイツを脱ぐ。
そして不敵な笑みを浮かべ、ミッチをじっと睨みつけている。

ミッチが涙を浮かべながらバスの中に退場した後。
バーナデットが、「都会は恐ろしい場所だと言われるけれど…」のセリフを語る。

それを聞いている内に、顔をうずめて「くくぅ…」と声を押し殺しながら泣き始める。

バーナデットは「さあおいで」と両腕を広げる。フェリシアも抱きつき、そのまま抱擁し合う。

次がBryanくんの場合。

最初から焚き火の方向に背を向けて、ずっとミッチと目を合わさない。
ふてくされた様子で網タイツを脱ぐ。(このタイミングは一緒)

ミッチが涙を浮かべながらバスの中に退場した後。
バーナデットが、「都会は恐ろしい場所だと言われるけれど…」のセリフを語る。

体は相変わらずそっぽを向いている。
しかしそれを聞いている内に、声を抑えながらも「えぐっえぐっ」と分かりやすく泣き始める。

バーナデットは「さあおいで」と、両腕を広げる。
そこでやっと初めて彼女の方に向き、抱擁し合う。

いやー。このシーンは見ごたえがあった!!
フェリシア役の二人の俳優さんは、それぞれ違った役作りをしているよね。

Nickくんのフェリシアは、自分の美貌の価値を知っており、自信に充ち溢れている様に見える。
バーナデットへの嫌がらせなども計算尽くで行っている感じ。
だから窮地に陥っても最後の最後まで、反抗の姿勢を崩さない。

Bryanくんのフェリシアは、若さ故にちやほやされ、本人も何となくこの状況を当たり前だと思っている風。
バーナデットに対しても深く考えずに失礼な態度を取っている気配。
だから窮地に陥ってしまったら、どうしていいのか分からずに、怒っている相手に対して目を合わすことも出来ない。

メガヒヨは以上の様なイメージを受けた。
このシーンの演技に関しては、どちらも優劣つけがたいな~。
強いて言えば、パレス劇場のキャパの大きさを考えると、Bryanくんの演技の方が後ろの席のお客さんにまで分かりやすく伝わるかも!

でもどちらも自分の個性をベースに役にアプローチした結果なので、人の演技をそのまんま取り入れてもマネしても意味ないものね。
NickくんにはNickくんの、BryanくんにはBryanくんのそれぞれのフェリシアがあるってことで!

【♪LIKE A PRAYER】
うんうん、それぞれのフェリシアが…と思いつつ、ここでやっぱりどうしても比べてしまった。
せっかくの羽根がほとんど揺れていない。
中盤でのあの格好いいハイキックも、やっぱり無し。
何より、力強さとなまめかしさが圧倒的に不足しているのである。歌も踊りも、曲に負けてしまっている。
【♪MATERIAL GIRL】でのボーイの時はとても良く踊っているのに、やっぱり普段とは違う役になるとスケールダウンしちゃうのかな

そんな訳で、Nickくんのいないプリシラは別作品となっていた。
Bryanくんも彼が誉めていた通り、とてもいい俳優さんなんだけど、やっぱりフェリシラ役はNickくんでないと駄目なのである。

でもNickくんがいかに才能に溢れているということを、よーく再認識出来た。
そういう点で今回の観劇は大変意味があった。

しかしプリシラ最後の観劇がコレと思うと、正直、大変切ないものを感じる。
今後、Nickくんがどれだけの間フェリシアを演じるか分からない。
でももし可能ならば、再びの観劇の機会を持ちたいと最近思い始めてきた。
他にも行かなければならない場所はあるし、難しいとは思うんだけどねっ
目下、検討中。


メガヒヨ in NY 2011冬その12 《BILLY ELLIOT編》

2012年02月05日 | NEWYORK

BILLY ELLIOTは大好きな作品。
ロンドン、ニューヨークで一回ずつ観た。
この度、ニューヨーク版がクローズしてしまうとのことで、旅行最終日の金曜日マチネにはこの作品を選んだ。

 

当日のインペリアル劇場は大混雑!!
補助席が出たくらい。
メガヒヨの席は上図の赤い所なんだけど、その隣にさらに椅子が並べられてた。
そこに座った方はさすがに見づらいらしく、幕間にどこかへ移動しちゃったけどね

ちなみに自分の座った座席は座面が異常に高く、足が床につかなかった(笑)
おかげでとても見やすかったといえばそうなんだけど、後ろに座った方は、
「前の東洋人、座高たかすぎっっ!!」とか思っただろうな~

このミュージカルのあらすじについては2010年の観劇分に書いてある通り。
映画より作品の雰囲気はかなり明るい。

メインの出演者は子役はもちろんのこと、大きく入れ替わっていた。


ミセス・ウイルキンソンには、『SIDE SHOW』、『THE FULL MONTY』でおなじみ、Emily Skinnerさん。
この方って、押しが強いけどどこか繊細な女性を演じさせたらB'way屈指だよね!

そしてビリーの父親には、『MARY POPPINS』にてミスター・バンクスを演じられていたDaniel Jenkins氏。
前回は1910年代のシティの銀行マン、今回は1980年代の東北部の炭鉱夫。
同じイギリス人を演じてもここまで違うとは、まさに職人芸!!
ガテン系オヤジのグローバル的共通項を全て押さえていて、日本人のメガヒヨが見ても「ああ、こういう人いるいる~。」と頷いてしまった。


ローテーションで演じられる主役、本日のビリーはPeter Marurowski。
名前からしてそのものの、ロシア・東欧系のスラリとした美少年。
歌はまだまだ発展途上なれども、ダンスは完璧。
【♪Electricity】のバレエの美しかったこと!!
(現在は、Electricityはクラシック・バレエver.のみなのかな? コンテンポラリーよりこちらの方が好きなので構わないけど。)

そして同じく、本日のマイケルはCameron Cliford。
この子はハンパない芸達者!!
セリフの間合いも抜群だし、タップダンスの動きもいい。
ところどころで主役を食っていた。


今後の観劇に関してはブロードウェイ通いを考えているので、ロンドンでしか観ることの出来ないこの『BILLY ELLIOT』はしばらくお預けかな。
しかしメガヒヨはこの作品を愛してやまない。

映画版は、終盤にてバレーダンサーとして成功したビリーが舞台に立つシーンで幕を閉じる。
舞台ではその場面は無いけれど、代わりに大人になったビリーが登場し、彼の輝かしい未来を暗示する。

この度の観劇では、そこで涙が止まらなかった。
押さえつけられても伸び続ける才能。
それは最終的に頑なな父親の心も動かし、周囲の人々の協力も得ることとなる。

ラストでビリーは夢に向かって踏み出す訳なんだけど、その一歩というのがとても大切だし、重いと思う。
本人の才能、努力のみならず、周囲の大人の理解、協力も欠かせないしね。
夢を持つ子供達というのは多いと思うけれど、最初の一歩を歩むことが出来るのはどれ位いることだか。

もちろん夢というものは淘汰されるべきだと思う。
子供たち全員が野球選手や歌手になれる訳ではないものね。
適性が無ければ夢を諦めることというのも大事、ということは言うまでも無い。

だけど稀なる才能に恵まれた場合。
本人、周囲はどの様ににその貴重な種を開花させられるか。
行く手にある障害をどうクリアするのか。

それらが詰め込まれたこの作品。
子供の頃の夢を見事叶えた人、諦めて別の道を進んだ人、
そしてまだまだ夢に向かって努力している人。
何かしら心を打たれるのではないだろうか。

ロンドンに行った際には、また是非観たいと願っている。

(だけど日本でムリヤリ翻訳公演はしなくていいからね(笑)!!)


メガヒヨ in NY 2011冬その11 《ホテル・食べ物編》

2012年02月02日 | NEWYORK

さて。終盤まであとちょっとだけど、中休み的な更新を。

今回お世話になったのは、Hotel Chandler。4つ星のホテルだけど、お値段は手ごろ♪
31st St.沿い、5番街とMadison.Aveの間にある。


(この写真はホテルのサイトから借用) 


エントランスは広く、高級感あふれる。

 
素敵なラウンジ。


ちょうどホリデーシーズンの飾り付けがされていた。

 
お部屋はツイン。こんな感じのベッドが二つ。
大きいクローゼットもあるよ。中にはセイフティ・ボックスも完備。

  
バスルームは、バスタブが無いのが難だった。
シャワーも水圧は高いけれど、ホースではない固定式のもの。

 
こちらは宿泊客専用ラウンジ。簡単な朝食がいただける。
昼間はお茶が飲めて、夕方5時から8時まではワインやチーズも供される。


宿泊客専用ラウンジの椅子とテーブル。
それほど多くはないけど、順番待ちになることも無かった。


さてお次は食べ物編!!


ル・パーカー・メリディアンの中にある、秘密組織的な店(笑)
Berger Jointに今回も行ったよ!


相変わらずの混雑っぷり!


今回はWhole Picklesも頼んでみた。
いざ受け取ると、ナスビくらいの大きさにビックリ!!
塩分とりすぎが怖いので、二口くらい食べて残しちゃった。

で、肝心のハンバーガーなんだけど、今回は味が落ちていて驚いた。
お肉の焼き加減はいいんだけど、全然味がしない!!
一口食べるたびにケチャップをつけなきゃ先に進めない。
自分のだけがそうなのかなぁと思ってたら、周りの人もケチャップを手放せない様だった。


Berger Jointの帰りに見かけたスープ屋さん。
次回行ってみよう。

 
ホテルは韓国街に近く、今回はしょっちゅうコリアンフードのお世話になった。
こちらはMiss Koreaのプルコギ・ランチボックス。
たしか11ドルくらいだったかな。温かいお味噌汁や、サラダがついているのが嬉しい♪


こちらは新しく出来たフードコート。


韓国料理だけではなく、色々なお店があるよ。
日本も含めて、アジアの麺類は結構カバーしている模様。 


メガヒヨはシーフード・フォーを注文。
美味しかったぁ!!
ベトナム料理だけど、なぜかキムチもおまけについている(笑)

ところでこれは大変量が多く、メガヒヨは3分の1くらいしか食べられずにいた。
まだまだ残っている丼を前に、どうしようかな~とお腹をさする。
そうしたら通りすがりの韓国男性がこの麺を指差し何か話しかけてきた。
「食べ物を無駄にするんじゃない!」って怒っているのかなぁ うわわっゴメンナサイっっ!!

一瞬びびっていたら、何のことはない。
英語で言い直してきた彼の言葉は、
「それはどこに売っているんだ?」と聞いているだけだった(笑)
驚いたよ。なんか怒ってるみたいだったんだもん

 
最終日も韓国街のお世話になった。
相変わらず、突き出しの小皿がてんこ盛り。
このお店は卵を出汁で溶いた茶碗蒸し的な料理も突き出しとして供される。


右のお皿は野菜ビビンパの具。
生野菜中心で、思っていたのと違ってたかな。
人参やぜんまい、もやしが入ってなかったので。

付け合わせのチゲが一番嬉しかったな。
美味しくって体が温まったし。

今回の旅行は少々体力的に無理していたところもあったので、お米や温かい汁物がいただける韓国料理には本当に助けられた。
劇場街まで歩くには遠いけれど、ヘラルド・スクエア近辺も悪くないな~と思った今回の旅行であった。  


メガヒヨ in NY 2011冬その10 《Priscilla ブーケ贈呈編》

2012年02月01日 | NEWYORK

NYCBを観た後、メガヒヨはネイルサロンに寄った。
本日の観劇が、この旅行においてNickくんに会える最後のチャンス!!
たかが一ファンの手元なんて見ていないだろうけれど、身だしなみはちゃんとしたいと思って。

プリシラ4度目のパレス劇場。

名残惜しさを感じつつ、全員のスチール写真をパチリ


まずはNick Adamsくん。
BRACING SASS(元気いっぱいの生意気さ)だって!
彼のフェリシア役ってまさにその通り!!


Tony Sheldon先生のスチール。
Broadway.comのビデオブログ「Mascle and Mascara」でNickくんが
「REMARKABLE!」「A REVELATION!」というのに「I agree.」とひたすら頷いていたアレ。


Will Swenson氏に関しては賛辞が少ないような…
確かに作中の存在感は薄いけれど、でも計5回観た結果、この方の役作りはこれで正解なんだと思った。
色んな俳優さんがいて、自分の個性に合わせながら役そのものにアプローチして行くわけなんだけど、Will氏の場合はこうだった訳であって。


本日の座席はこんな感じ。
D列上手側センター右端。

4度目の観劇ということもあって、今日はまっさらな気持ちで作品と向かい合いたいと思った。
誰のファンとか関係なく。

で、再認識したんだけど、この作品のヒロインはやっぱりバーナデットなんだよね。

三人のドラッグクイーンが砂漠を旅するという革新的な設定、きらびやかな衣装に目を奪われるけれど、これってとてもコンサバティブな作品。
ストーリーや登場人物も、伝統的な雛形というかフレームワークに沿って作ってある。
もしかしたら各登場人物がそれぞれの役目を期待通り果たしている点で、日本のお茶の間ドラマに近いものもあるかも知れない(笑)

バーナデットがヒロインの未亡人(仮に温泉宿の女将とする)だとしたら、心が通い合うけれど秘密を持っている番頭さんがミッチ。
そしてナッマイキな小娘(亡き夫の先妻の娘としよう)が、フェリシア。
数々の困難に遭う中、助けの手を差し伸べてくれる流れの板前さんがボブ。

小娘はヒロインに対し傍若無人の振舞いを続けるけれど、その無鉄砲な振舞いで自ら窮地に陥る。
そこを今までの恨みも無しに救出するヒロイン。
小娘、大いに反省し、ヒロインになつく。

ヒロインの若い日に憧れてはいたけれど、一歩踏み出せずにいた板さん。
小娘救出時のヒロインの毅然とした姿に更に惚れ直して、彼女と結ばれる。

なーんかありそうな話でしょ(笑)
制作側の建前は、ミッチ(ティック)の子供との再会を軸としたいみたいだけど、どう見てもメインはバーナデットの人生再生のストーリー。
二幕冒頭からMacArthur Parkまではその傾向が顕著だよね。
ミッチのエピソードはとぎれとぎれにしか出ず、しかも終盤あっさりと解決してるし

フェリシアは三人の中では持ち歌もダンスも多いけど、自身の物語はそう語られてないかな。
【♪Hot Stuff】なんて、下着姿で歌って踊って、その上闘って乱暴されかけて。
役者的にはとっても苦労が多いナンバーだろうけど、最後にショーストップ浴びるのはバーナデットなんだものね
まぁもちろん助演というものはそういうもの。仕方ない。
フェリシアまでエピソードがあると作品全体が散漫になるから、この構成で良かったと思う。

それにしてもこういったストーリー展開の安心感があるから、多くの観客に支持されているのだろうね。
堅実な土台があってこそ、奇抜さも受け入れられるのかも。

そんなことを考えながら、感慨深く舞台を見つめた二時間半。
ラストの【♪We Belong】のシーン。(写真はBroadway.comから借用)
着ている衣装は何度見ても激しいが(笑)、つい目頭が熱くなってしまう。
このオリジナルキャストで見られるのも、本日が自分にとってはラストだなんて!!
金色の紙吹雪を浴びながら、胸が痛くなった。


さて。劇場を出て、ステージドア前にて出待ちの時間。
プリシラ号カラーのブーケを抱えながら、胸の動悸が抑えられない。
ところでMARIさんがラッピングに選んだのはシルバーのぺーパー。
そう。これは塗装前のプリシラ号の色。分かってくれたら嬉しいな。

ステージドア前から少々離れた場所に立つ。
先にメガヒヨがブーケを渡しちゃうと手が塞がっちゃうから、一通りサインが終わった後がいいと思って。

列の最後尾にいたら、Nickくんファン常連らしき女性三人組がメガヒヨの後に立った。
彼女達もプレゼント持参っぽい。
色々盛り上がってる。いいなぁ。
自分も英語がスムーズに話せたら、仲間に入れてもらいたい!

ところで当日は3度目の出待ちにして初めてボブ役のC.David Johnson氏のサインをいただくことが出来た。
確かにFinaleの衣装を考えると、この方はカンパニーの中でも一番早く出てきてしまうかも!!
Johnson氏はボブのイメージそのままの、とても優しい紳士だった。

その後まもなく。本日のNickくんは比較的早く出てきた。
メガヒヨ、胸が高まる。

一通りサインを終えて、メガヒヨを見たNickくん。
「来てくれたんだね!」的なことを言っている。
嬉しい!!覚えててくれてたなんて。

さっそく「This is for you.」とブーケを贈呈。
Nickくん、受け取るなり花をじっと見つめて「Oh, Thank you. It's Beautiful…」のお言葉。

あの口から、あの唇から!
あの蜂蜜みたいに甘い声で"Beautiful"の一言!!
メガヒヨ、とろける様なめまい!!!
(いや、メガヒヨに対しての言葉じゃないから)
そしてここで本日一回目のハグをしてくれた!!
キャー!!

しかしこのブーケってNickくんにはまりすぎ。
もうMARIさんってば、すごすぎる!
唇の色と花が見事にリンクしているんだものね!!

そんなNickくんがお花を持ったところをカメラに収めたいと思うのが、日本人メガヒヨ。
「写真撮ってもいい?」と聞いたら、「二人で撮ろうよ」と言ってくれた。
劇場の方に本日もシャッターをお願いし、パチリ。

もう嬉しすぎ!!
この写真を全ての電子機器の待ち受け画面に設定したい位!!

これだけのファンサービスを受けたのだから、とっとと退散するのが筋なんだけど、メガヒヨは厚かましかった。

おととい「サインしてあげようか。」とのNickくんの親切な申し出を、「11月にもうもらっちゃった。」とかわしてしまったメガヒヨ。
でもやっぱり普段持ち歩くグッズにひとつサインをしてもらいたいな~と思い、iPodはどうかな?と前日に閃いていた。

「お願いがあるんだけど…」と切り出し、サインしてと最近買ったばかりのiPod touchを出す。
「ペンはこれを使ってね。」と持参のサクラ・ネームペンを渡す。

「それじゃあ、ここの部分に書いちゃっていいんだね?」とNickくん、ひとつひとつ確認。
丁寧に書いてくれた。しかもツイッターでおなじみ、XO付きで!!

 
左: Nickくんのサインがまぶしいアルミ面。
右: 待受もやっぱりNickくん公式サイト配布のものでしょう♪

 でもって毎日コレでNickくんの歌声を聞いているのだ♪♪

ちなみにサインをしてもらったらすぐに透明ジャケットをつけて保護することをおすすめしたい。
サクラ・ネームペンも定着はいいのだけど、消しゴム等でこすると消えちゃうので。

 
パワーサポート エアー ジャケットセット for iPod touch 4th(クリア) PTY-71
 

「それじゃあ返すね。まずはキミのペンね。そしてiPod。」
コミュニケーションが困難な、というかハードル状態のメガヒヨに対し、本当に丁寧に接してくれた。

Broadway一番の可愛い子ちゃんに何こんな細かいことやらせてんだ、メガヒヨ!! って感じだけど(笑)
だけどNickくん、貴重な時間を本当に、本当にありがとう!!

ここでメガヒヨ、サインのお礼を言った後に「I'll be back to see your show.」と言った。
その瞬間Nickくん、0.5秒くらい固まっていた!!
…ような気がするけど、気のせいかな~。
「もしかしたらこの人、月イチで来ちゃうんじゃないか…」と思われたかも(笑)
いや、さすがにそこまでは…。でも時間と財力があればそうしちゃうかも知れない

そしてそしてNickくんはメガヒヨにもう一回ハグしてくれた。
もう、こんな素敵すぎる思いしちゃっていいの!? ありがとうっっ!!
ファンにいい気分で帰ってもらおうとする、その心遣いにあつく感謝した。

でもってお別れ際。彼から「Happy New Year!」とのお言葉。
メガヒヨも「あなたもね。」と返した。
でも今から思うと、「故郷で楽しい休暇を。」とか「来年も活躍してね。」とか色々言えたのにな~。
自分が幸せに浸りきった状態で、相手のことを思いやったプラスの一言を言えなかった。とても残念!!

…てな訳で、もったいないほどのファンサービスを受けた次第。
まぁもちろん、ひと月経った彼の記憶の中にはメガヒヨなんて残ってないだろうけど、あの2日間だけでも覚えていてくれていたのが嬉しかった。

2011年は色々悲しい出来事を見ることもあったし、自分自身が理不尽な目に遭うこともあった。
「人生って修行? 試練? 罰ゲーム?」って思っちゃうことも。
だけどこの幸せなひとときで、そんなマイナス感情は吹き飛んじゃった!!

やっぱり生きてれば何らかのごほうびはあるんだって。
それをもたらしてくれた、天使みたいなNickくん。
これからもファンとして応援するからね~。
地球の裏側で幸せの余韻に浸りつつ、映像の世界で成功するという彼の夢が叶うよう、毎日祈り続けるメガヒヨなのであった。